
「Audible(オーディブル)で字幕を表示したい」――そんな悩みに答えます。
結論、Audibleは公式の字幕機能に非対応です。
ただし、Kindle連携や音声入力、文字起こしアプリを使えば読むように聴く体験は実現できます。
本記事では、理由と代替手段から使い分けのコツまで簡潔に解説します。
オーディブルに字幕機能はある?【結論:公式にはない】
- Audibleに字幕・文字起こしの正式機能は未提供
- 目次や章タイトルは見られるが全文表示は不可
Audibleに字幕・文字起こしの正式機能は未提供
現時点でAudibleに公式の字幕表示(テキスト表示)機能はありません。
過去に試験導入された「Audible Captions」は著作権上の問題により終了。
そのため、アプリ内で全文テキストを読むことはできません。
目次や章タイトルは見られるが全文表示は不可
再生画面で章タイトルや目次の確認は可能ですが、全文テキストの常時表示は不可。
精読が必要な場合は代替手段の活用が必須です。
なぜオーディブルに字幕は非対応?【著作権の壁】
オーディオブックの音声と書籍テキストは権利が別管理。
音声配信の許諾=テキスト表示の許諾ではありません。
テキストの表示は追加の権利処理が必要となり、これが字幕機能が実装されない主因です。
オーディブルに字幕を設定する代替手段|読むように聴く3つの方法
- Kindle本と同期できる「Whispersync for Voice」
- Googleドキュメント/Wordの音声入力で自動文字起こし
- 文字起こしアプリで疑似「リアルタイム字幕」
① Kindle本と同期できる「Whispersync for Voice」
最も再現性が高い方法。
Kindle版とAudible版を両方そろえると、音声とテキストを同期して「読む×聴く」を切り替え可能。
読解や語学学習、専門書のインプット効率が大きく向上します。
② Googleドキュメント/Wordの音声入力で自動文字起こし
PCでAudibleを再生しながら、Googleドキュメントの音声入力やWord Onlineのディクテーション機能を使うと自動で文字化できます。
ただし、固有名詞や専門用語の精度は環境次第。
雑音対策とマイク設定がカギです。
③ 文字起こしアプリで疑似「リアルタイム字幕」
スマホの文字起こしアプリを併用すれば、画面にテキストが流れる字幕風の表示が可能。
会議用のSTT(音声→テキスト)アプリも活用できます。
精度に妥協が必要な場面もあるため、重要箇所は必ず聞き直しましょう。
オーディブルに字幕が欲しいときの答えと注意点
- まずはKindle連携:正確なテキストで学習効率UP。マーキング・検索も楽。
- 音声入力は補助:無料で始めやすいが誤変換に注意。重要箇所は要確認。
- 著作権に配慮:文字起こしデータの公開・配布は避け、個人利用の範囲で。
オーディブルの字幕機能は公式にない でも工夫で読む×聴くは実現できる
Audibleは「聴く」サービス。
字幕は非対応ですが、KindleとのWhispersyncや音声入力・文字起こしアプリを組み合わせれば、
ほぼ字幕に近い体験が可能です。
自分の用途(学習/作業用BGM/語学)に合わせて最適な手段を選びましょう。